製品ラインナップ

1面摩擦圧接機

北川のチャック技術を活用した摩擦圧接機です。チャックの交換により、多様な形状に対応できるため、非常に汎用性の高い摩擦圧接機となっています。

2面摩擦圧接機

北川鉄工所が独自に開発した設備で、2面同時に摩擦圧接が可能です。
これにより、同時圧接でも高い同軸精度での接合が実現します。

機能一覧

1面摩擦接合機

2面摩擦接合機

項目
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オプション

北川の摩擦圧接機の5つの強み

強み1 チャック技術

国内シェア60%を誇るキタガワチャックは、設計部門と連携して摩擦接合に適した専用チャックを搭載しています。

小径の場合は、自社製の回転シリンダを使用し、「掴む・回す・止める」を高精度で提供します。自社製チャックを使用することで、メンテナンスのしやすさや精度、治具交換の簡略化に強みがあり、形状や材質、把握傷の有無に応じた最適な提案が可能です。

強み2 高い同軸精度

北川の摩擦接合機は駆動軸にボールスプラインを使用し、テーブルが軸に沿って前後に移動する構造が一般的です。

この構造では接合推力をガイドで受けるため、モーメントが発生し接合ワークの倒れ幅が大きくなる問題がありました。
しかし、キタガワではボールスプラインを採用し、駆動部をワークと同軸上に配置することで、ワークの倒れ幅を大幅に低減し、芯ズレを最小限に抑える設計を実現しています。

強み3 簡単な操作性

オペレーターが簡単に作業できるよう、タッチパネルは12インチサイズを採用しています。その他にも、パラメーターを管理することで品質の安定性と高い再現性を可能にしています。

強み4 カスタマイズ力

お客様のご要望に応じて、設備をカスタマイズするサービスも提供しております。各プロジェクトにおいて、お客様のニーズを丁寧にヒアリングし、最適な仕様と機能を組み合わせたオーダーメイドのソリューションを設計いたします。

また、設計段階から導入後のサポートまで、トータルで対応することで、信頼性の高いカスタマイズをご提供します

強み5 自動化ラインまで含めた全体設計

自動化ラインに対応した設備の提案も行っています。設備内にロボットアームを搭載し、外部から送られてくるワークをロボットが掴んでチャックにセットします。

ロボットハンドも自社製を採用しているため、計画から提案までのリードタイムを短縮することが可能です。

導入事例

北川鉄工所の摩擦圧接技術は、多岐にわたる業界で導入され、高い信頼性と効率性を実現しています。

自動車部品や航空宇宙分野など、精度が求められる製造工程において、その優れた接合性能が多くの企業から支持されています。今回は、実際に摩擦圧接を導入した事例を通じて、その効果とメリットをご紹介します。

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